水引の結び文様をモチーフとした箸置きです。
「結ぶ」という言葉には、「繋げる」「まとめる」「創る」「固まる」「締める」のようなさまざまな意味があります。
「人と関係をむすぶ」「契りをむすぶ」といったご縁や心をつなぐ意味でも使われます。
「しめ縄」という形で幾重にも結ばれた縄で結界を張ったり、願いを込めておみくじを「結ぶ」など、日本には「結び」に関する文化が多くあります。
万物に神が宿ると考えられていた古来の日本では、物の結び目にまでも神の心が宿っていると考えられていました。
結婚式やお祝い事などめでたい場で使われる水引。
「結ぶ」ことにより“人と人を結びつける”という意味が込められています。
「”ムスビ”に感謝して生きる」ということには、先人たちの“万物との調和を尊ぶ心”が生きているのですね!
錫
金、銀に次ぐ効果な金属として知られる錫は、酸化しにくく抗菌作用が強いという特性をもち、
金属アレルギーにもなりにくい存在です。
その歴史は深く、紀元前1500年頃の古代エジプト王朝では錫の道具が用いられていた
と推測され、日本でも正倉院に錫製の宝物が納められています。
また「錫の器に入れた水は腐らない」や「お酒の雑味が抜けておいしくなる」などと言われ古くから酒器や茶房などに使われてきました。
能作の錫は、純度100%の錫です。
通常は、仕上げ加工をしやすくするために他の金属材料を加えて硬くしますが、能作の錫はそれらを一切含みません。
純度100%の錫は非常に柔らかく、形状や暑さにもよりますが手で容易に曲げることもできます。
錫製のぐい呑みや片口、各種テーブルウェア、インテリア雑貨を生活の様々なシーンでお楽しみください。
※こちらの商品は古物となります。
未使用品ではあり本体などにキズなどはございませんが、木箱にテープの痕や説明書に若干のよごれがありますことをご了承頂ける方お願い申し上げます。