すっきりと爽やかでえぐみのない清廉な味わいの七福茶
こちらの七福茶は本来販売する予定はなかったのですが、お飲みいただいた方々からたくさんお問い合わせをいただき、販売することにいたしました。
七福神をお祭りすると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かるとされ、とても福福しいお茶です。
自然栽培の3種類の茶葉と、4種の薬草やハーブ、柑橘が、まるで七福神の乗った船の様にプカプカとティーバッグになって漂います。
薪火焙煎されたほうじ茶系と緑茶系のベースのお茶の味わいが、老若男女に親しんでいただける口当たりを生み出します。
4つのハーブや薬草・柑橘も分量を精妙に調整することで喧嘩せずにハーモニーを奏で、思わずお茶の間に笑みがこぼれるそんな心身にご利益のあるブレンドティーをイメージして作りました。
ブレンド
○三年晩茶
3年以上収穫せずに人の背丈ほどに育った茶樹を丸ごと薪火で焙煎した冬に作るほうじ茶です。冬の根菜野菜のように体を緩めて温めてくれるのが特徴です。
○大和当帰
根っこが漢方薬です、葉は近年ハーブとして使うことができるようになりました。
婦人系の処方によく登場するこの薬草は、血液を作る作用を助けるとされ、また体中をめぐらせる働きがあると言うことで特に女性が健やかで美しくなると言われています。
○生姜
生姜は乾燥させることで温める効果を発揮します。健康効果の高い生姜をブレンドする事で、新陳代謝をより活発にいたします。
○神目帚(トゥルシー)
インド医学アーユルヴェーダでは、様々な癒し効果がある為数千年にわたって使われてきた歴史があり、「不老不死の薬」とみなされたりもする。豊かな香りと甘みを持ち合わせ一度飲むと忘れない印象のあるハーブ。
○春のほうじ茶
厳しい冬を越してきた茶葉で作るほうじ茶で、昔から子供や風邪をひいた人にはとても良いと地域の長老も伝えるお茶です。
○釜炒り茶
現在の蒸し製緑茶が普及する以前から暮らしの中で飲まれてきた緑茶。釜で炒ることで生まれる香りと風味が素晴らしく、ご飯を中心とした和食にも非常に良く会います。
○ゆず皮
多くのビタミンCを含んでいて、女性の肌荒れや冷え性に効果があり、毛細血管を強くする働きもあります。爽やかな香りが全体の味わいのハーモニーにも一役かっています。
薬草茶ですが、苦みやえぐみなどがなく、香り豊かで甘味も感じられる美味しいお茶です。
1パックでかなり抽出することができます。
水筒にそのままポンっといれてお湯を注いで外出しても、苦みなどがでないのに驚きます。
おいしい飲み方
ティーポットか大きめの急須にティーバッグを入れ、
400ml を目安に熱いお湯(90〜95度)を注ぎます。
3分ほどお待ちいただき、お好みの濃さでお湯のみに注ぎ分けて頂きお召し上がりください。
原材料名
ほうじ茶・茶・緑茶・大和当帰葉(奈良県)・神目箒(トゥルーシー)(長野県)・ゆず粉末(国産)・生姜粉末(高知県)
内容量
3g×10個
健一自然農園
「健一自然農園」は、奈良盆地の東側にある山の上、「大和高原」にあります。
都祁(つげ)・山添(やまぞえ)・ 田原(たわら)・室生(むろう)いう地域の方々から茶園を受け継ぎ、 現在約11haほどの土地に約30の茶畑を経営しています。
栽培は、農薬・肥料不使用、しかし草はできる限り美しく刈り取り、地域との調和を大事にしています。
当園の茶畑には虫や鳥が遊びに来て、様々な草花ものびのびしています。
一人でも多くの方に私たちのお茶を「美味しい」と感じて飲み続けていただくことが、自然環境の回復と保全、そして人々の心身の健康に繋がると信じて、農園の経営をしております。
そしてゴールはお茶をつくることではなくて、鳥や虫やその他の生き物たちのように、「人も自然として在れる未来」を実現することです。