熟練した職人によって手づくりされた津軽びいどろ/北洋ガラスの花瓶です。
1つ1つ吹きあげた、四季の情景を映し込んだ深みのある色彩が大変美しいです。
色々な色がガラスに混ぜ込みながら、吹きあげる手法は、とても難しい手法で、熟練した職人にしか作れない1点物です。
見る方向によって色が違うので、インテリアとして飾っても多彩な表情を楽しめます。
瑠璃色の青が大変美しい作品です。
サイズ
高さ 約30cm
北洋ガラス
多種多様な匠の技法とカラーバリエーション
“四季を感じるハンドメイドガラス”に魅了されて
色も形も一つとして同じものがなく、無限の表情を見せてくれる青森の伝統工芸の「津軽びいどろ」。
実は、〈北洋硝子株式会社〉の自社単独ブランドです。
同社は、青森県認定の伝統工芸士や青森マイスターを中心とした職人から構成されるハンドメイドガラス工場。
ガラス成形技法として、「宙吹き」「型吹き」「スピン」「圧迫」「ピンブロー」等9つの技法、そして自社調合で100色以上のカラーバリエーションが生産可能な色ガラスを保有しています。
日本ならではの四季の色にこだわり、色を様々に組み合わせた「津軽びいどろ」の各シリーズは、多くの人を魅了している。
〈北洋硝子株式会社〉は、1949年に漁業用のガラス製の浮玉作りから始まった。
当時多くの競合企業があったが、その中でも同社の浮玉の品質と耐久性は群を抜いてきました。
時代の変遷で浮玉の主流がプラスチック製へと切り替わったが、長年培った「宙吹き」の技法を用いて、青森の自然をイメージさせる花瓶や食器等のインテリアやテーブルウェアの創作に取り組み、1977年に主力ブランドとなる「津軽びいどろ」が誕生しました。
100色以上もの色ガラスを使って作られる独創的で綺麗な四季を感じる色合いのラインナップは、その美しさを色だけでなく、多くの技法によって表現されるカタチにもこだわりを持ちます。
青森が、日本が、受け継ぎ大切にしてきた四季の風景や心に残る美しい情景の瞬間をガラスで表現し、日本のクラフトガラスを代表するブランドの一つとなっています。