※こちらの商品は古物となります。ご理解いただける方お願いいたします。
馬を愛する岩手盛岡のお祭りから生まれた郷土玩具『ちゃぐちゃぐ馬っこ(コ)』
ちゃぐちゃぐ馬っことは、主に岩手県盛岡市・花巻市で生産される、馬をかたどった郷土玩具です。
その原型は、愛馬に色とりどりの衣装や複数の鈴を付け、馬の守護神とされている蒼前神社に息災延命を祈願して参拝する行事に由来します。
この行事のときの馬の晴れ姿を玩具化したもので、昭和20年代頃から盛岡近郊の人々の手内職として始められました。
盛岡の西北約二里、鬼越山の三麓に『蒼前神社(そうぜんじんじゃ)』と云う馬の神社が祀ってあります。
神事のチャグチャグ馬コの参拝神社であり、行列の事始めの聖地として知られています。
画像引用 ウィキペディア
毎年旧暦の五月五日の節句の日には自家の馬を五色の布で盛装させ、ちゃぐちゃぐ鳴る鈴を沢山結び付けて此の社前にひき切り、愛馬の健康と幸福とを祈願し、此の日一日を馬の安息日として休息させることが年中行事となったものです。
沢山の馬が鈴を響かせお詣りする姿は絵の様に美しく情緒豊かなものです。
ちゃぐちゃぐ馬っこの名は音がちゃぐちゃぐと鳴るところから起ったものです。
岩手県滝沢市と盛岡市において毎年6月の第2土曜日に実施される祭りがあります。
滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮までの14キロメートルの道のりを、100頭ほどの華やかな馬具を纏った馬を連れて進行します。
1978年に「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されチャグチャグ馬コの鈴の音は、1996年に環境庁の「残したい日本の音風景100選」に選出されました。
大変、華やかで可愛らしい馬っこです。
オブジェ、インテリアとしてもとても素敵です!
こちらの商品は未使用品ですが、細かなキズや一部リボンのインクの移りなどご理解いただけると幸いです。